医療アートメイクとは、表皮という皮膚の一番上の浅い部分にのみ色を入れてまゆ毛やアイメイクのベースを作る施術です。
タトゥーよりも浅い部分に色素を入れるので、年齢やトレンドに合わせて形を変えていく事も可能です。
また、眉毛の範囲全てに色を入れるわけではなく黄金比の土台となる部分だけに入れるので、毎日のメイクで形を変えることが可能です。

医療アートメイクとは、表皮という皮膚の一番上の浅い部分にのみ色を入れてまゆ毛やアイメイクのベースを作る施術です。
アートメイクは、皮膚の表皮層に色素を注入することで、メイクを施したような状態を持続させる美容施術です。この施術は、特に眉毛やアイライン、リップなどに用いられ、自然な仕上がりを目指します。アートメイクの持続期間は通常1〜3年で、肌の新陳代謝により徐々に色が薄くなります。施術後も定期的なメンテナンスが必要となりますが、日常のメイク時間を大幅に短縮できる利点があります。
アートメイクとタトゥーの最大の違いは、色素を注入する深さにあります。アートメイクは表皮層に色素を注入するため、施術後数年で自然に薄れていきますが、タトゥーは真皮層に色素を注入するため、半永久的に残ります。アートメイクは流行や個人の好みに応じてデザインを変更しやすく、より柔軟な美容施術として最近では男性にも人気があります。
アートメイクの施術対象は多岐にわたり、主に眉毛、アイライン、リップ、さらにはヘアラインなどが含まれます。特に眉毛アートメイクは、左右対称で自然な形を作ることができるため、多くの人々に支持されています。施術を受けることで、余分なストレスを取り除き、眉が薄くてお悩みの男性でも自信を持てる顔立ちに仕上げることができます。
日本においてアートメイクは医療行為とされており、施術は医師または医師の指示を受けた看護師によって行われます。施術を受ける際は、信頼できるクリニックでの施術を選ぶことをおすすめします。適切な技術と知識を持ったクリニックにて、安心した施術を受けて頂くと良いでしょう。
アートメイクをすることで様々なメリットがあります。どんなお悩みの方がアートメイクに向いているのでしょうか?
毎日のメイクが面倒くさい
アートメイクを入れることでベースの形が出来上がってますので、好みの形になるように付け足すだけでメイク完了。何時間もかかってた眉のメイクが数分に!
すっぴんに自信を持ちたい
メイクが苦手!眉やアイラインをキレイに引くのが苦手な方
アートメイクで入れたベースだけでもOKですし、ちょっと付け足すだけでキレイにに仕上がるので、メイクが苦手な方にもおススメです。
メイク崩れを防ぎたい方
アートメイクは、洗っても消えないメイク技術で、眉毛やリップなどに色素を注入し、1〜3年持続します。タトゥーとは異なり、表皮に色素を入れるため、時間とともに薄くなります。施術にはダウンタイムがあり、複数回の施術が必要な場合もあります。医療機関で行われることが多く、技術者のスキルが重要です。注意点として、MRI検査が受けられない可能性があることや、他の美容施術との兼ね合いがあります。
医療機関のアートメイク
3Dで描く自然でキレイなライン
ヴィーナス比(黄金比)から導き出す形
眉毛の位置、形にはヴィーナス比(黄金比)というものがあり、眉頭、眉毛の下がる位置、眉毛の終わる位置、太さ等が骨格やパーツの位置から導きだされます。このヴィーナス比を元にお客様のご希望をお聞きして、作り上げていきます。
安全なピグメント(塗料)の使用
まずは、カウンセリングにて、皮膚の状態を診察し、患者様のご希望のスタイルについて詳しくお伺いします。その後、お顔立ちや骨格に基づいて黄金比にて眉毛のデザインを決定してまいります。デザインが決まりましたら、施術箇所に痛みを軽減するため表面麻酔を施します。医師の管理のもと熟練した看護師が理想的なデザインにて施術いたします。仕上がりを確認した後、アフターケアについてご説明いたします。患者が安心して施術を受けられるよう一貫したプロセスにて仕上げていきます。
アートメイクには、大きく手彫りと機械彫りの二つの施術方法があります。手彫りは、医療針を用いて細かい調整が可能で、自然な仕上がりが特徴です。これに対し、機械彫りは専用のマシンを使用し、均一で速い施術が可能です。また、手彫りと機械彫りを組み合わせる場合もございます。個々の顔立ちに合ったデザインが実現できるように綿密に打合せし、患者様と共に理想に近い仕上がり目指します。
施術時間は部位によって異なりますが、通常は1〜2時間程度かかります。眉毛のアートメイクでは、表面麻酔の施術は30分程度かかります。施術前後に余裕を持ったスケジュールを組むことが重要で、焦らずにデザインを考える時間を確保することが、満足のいく仕上がりにつながります。施術後は、アフターケアの時間も考慮する必要があります。
アートメイク施術中の痛みを軽減するために、ほとんどのケースは麻酔を使用します。施術前にクリームタイプの麻酔薬を塗布されますが、針を使うため、完全に痛みを消すことは難しい場合もあります。痛みの感じ方には個人差があります。麻酔の量を調整することが可能ですので、痛みが心配な方は、施術前にご相談ください。
アートメイクの持続期間は、一般的に2〜3年とされていますが、これは個々の肌質や生活習慣によって大きく異なります。例えば、肌のターンオーバーが早い人や、紫外線に多くさらされる環境にいる人は、色素が早く薄くなる傾向があります。アートメイクを施す際には、ご自身の肌の特性を理解し、持続期間を考慮した施術を受けると良いでしょう。
アートメイクの色素は、皮膚の表皮層に注入されるため、肌のターンオーバーによって徐々に薄くなります。このターンオーバーは通常、約4週間の周期で行われるため、施術後1年ほどで色素が薄くなり始め、2〜3年後にはほとんど見えなくなることが一般的です。アートメイクを長持ちさせるためには、ターンオーバーの周期を理解し、適切なケアを行うことをおすすめいたします。
アートメイクは、施術後の良い状態を保つためメンテナンスが大切です。一般的には、1〜2年ごとにリタッチを行うことで、色素の濃さやデザインを維持することができます。リタッチを怠ると、色素が薄くなり、形が不明瞭になることがあるため、定期的なメンテナンスを計画することが大切です。初回施術後のリタッチは、色素の定着を助けるために早めに行うことが推奨されます。
アートメイクを長持ちさせるためには、紫外線対策が有効です。紫外線は肌に炎症を引き起こし、ターンオーバーを促進させるため、色素が早く薄くなる原因となります。日常的に帽子や日傘を使用し、紫外線から肌を守ると良いでしょう。また、施術後のダウンタイム中は注意が必要で、紫外線を避けることでアートメイクの定着を助けることができます
アートメイクのメリットは、メイクにかかる時間を大幅に短縮できる点です。特に、忙しい朝において、眉やアイラインを描く手間が省けるため、日常生活が格段に楽になります。アートメイクは、施術後2〜3年の間、持続するため、頻繁にメイクをする必要がなく、時間の節約が可能です。あまった時間で他のさまざまな活動や趣味に時間を充てることができるようになります。
一方で、アートメイクにはデメリットとして、施術時に針を使用するため、痛みを伴うことがあります。多くの場合、麻酔の使用により痛みを軽減しますが、完全に痛みが消えるわけではありません。また、施術後には腫れや赤みが生じることがあり、これらの症状は数日間続くことがあります。施術を受ける際には、これらのリスクを十分に理解しておくことが大切です。
施術後の注意点として、ダウンタイムが挙げられます。施術直後は色味が濃く出ることが多く、数日後に徐々に薄くなります。この過程で腫れや赤みが生じることがあり、通常は1週間程度のダウンタイムが必要です。この期間中は、施術部位にメイクを施すことができないため、事前にスケジュールを調整しておくことが推奨されます。アフターケアをしっかり行うことで、回復を早めることができます。
最後に、アートメイクには失敗のリスクも伴います。施術者の技術や経験によって、思い通りの仕上がりにならないことがあります。実績の多く信頼できるクリニックを選び、自分に合った施術者を見つけることで施術の質を確保し、満足のいく結果を得ることができるでしょう。
価格はすべて税込表記です。
初診料:2,200円、再診料:1,100円
治療内容によっては、薬代・麻酔代が別途必要です。
当院の治療はすべて自由診療です。(保険適応はございません)