生え際のニキビが気になる…すぐに治る方法はある？
髪の生え際にできたニキビが気になる…。生え際のニキビはなかなか治らなくて嫌になる…。髪の生え際はニキビができやすいうえに、ケアの仕方がよくわからなくて難しい場所です。髪の生え際に繰り返しニキビができてしまうことも珍しくありませんよね。
一体なぜ髪の生え際にやっかいなニキビができてしまうのでしょうか？今回の記事では、髪の生え際にニキビができる原因や対処法について、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
【基本を解説】ニキビができる原因
ニキビとは、皮膚の毛穴に炎症が起きた状態、あるいは炎症を起こす前の状態です。皮膚の炎症であるニキビは毛穴の詰まりが原因となって起こります。
通常肌はターンオーバーを繰り返し、一定の周期で新しい皮膚細胞に生まれ変わります。ところが、このターンオーバーが乱れてしまうと、毛穴の角質が厚くなることで毛穴の出口が塞がれてしまうのです。そうすると、皮脂がうまく排出されずに毛穴に詰まってしまいます。
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を栄養源として繁殖します。本来アクネ菌は酸素の届かない脂線の奥に常在していますが、毛穴に皮脂が詰まることで過剰に増殖してしまうのです。
つまり毛穴の詰まりが、ニキビを発生させてしまいます。
髪の生え際にニキビができる原因
髪の毛の生え際は、特にニキビができやすい箇所です。髪の生え際にニキビができる原因は、人によってさまざまです。ここからは、髪の生え際にニキビができる原因について、一つずつ確認していきましょう。
過剰な皮脂の分泌
髪の生え際にニキビができやすい人の特徴として、もともと皮脂の分泌量が多いことがあげられます。
頭皮には、他の箇所と比べても多くの毛穴が存在します。特に皮脂腺が集まる髪の生え際において、皮脂をきれいに洗い流せずに詰まらせてニキビができてしまうケースも多いのです。
汗や髪による湿度の上昇
髪の毛で覆われた頭皮は、非常に通気性の悪い状態です。汗をかくと、自然と髪の中の湿度が高くなってしまいます。
ニキビの原因となるアクネ菌は、湿度の高い環境を好みます。髪の中はアクネ菌にとって活動しやすい状態であるため、生え際にニキビができやすいのです。
シャンプーやスタイリング剤のすすぎ忘れ
シャンプーやスタイリング剤をきれいに洗い流せていないことも、頭皮の毛穴詰まりや雑菌の繁殖につながり、生え際のニキビの原因となります。毛穴の汚れをきれいに取り除くために必要なシャンプーですが、十分にすすげていないとシャンプーの成分自体が毛穴に残って逆にニキビを発生させてしまうのです。
また、すすぎ忘れた状態で髪を乾かさないで寝てしまうと湿度の高い環境となり、さらにアクネ菌の増殖を促してしまうことになります。ニキビを発生させたり悪化させたりしないためには、ドライヤーも大切です。
髪や帽子の摩擦
髪や帽子による刺激も生え際にニキビができる原因です。前髪や帽子が額に触れて摩擦を起こすことで、生え際ニキビの原因となっているかもしれません。
また帽子は、髪の毛と同じように頭皮が蒸れて湿度を上げる要因になります。頭皮が脂っぽい状態である場合は、少しの刺激でもニキビを引き起こしてしまうので注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れによって肌のターンオーバーがうまくいかず、生え際にニキビができるケースも考えられます。生理中や妊娠中はホルモンバランスが崩れることで、皮脂の分泌量も増えるのです。
また、生活習慣の乱れやストレスもホルモンバランスに影響を及ぼします。毛穴が詰まり、肌のターンオーバーがうまくいかなくなることで、生え際のニキビができやすくなります。
生え際のニキビの対処法
一度できるとなかなか治ってくれない髪の生え際にできたニキビ。正しい方法でしっかり対処していきたいですよね。ここからは、髪の生え際にできるニキビの対処法について、詳しくご紹介します。
洗顔は最後にする
髪の生え際にできるニキビ対策には、洗顔を徹底することがとても大切です。入浴時には、シャンプーやコンディショナーの洗い残しを防ぐためにも、最後に洗顔するのがおすすめです。
また、生え際に洗顔料が残ってしまうと、毛穴を詰まらせてニキビの原因となってしまうため、洗顔後のすすぎも意識してすべてきれいに洗い流すようにしましょう。
肌質に合わせたスキンケア用品に変える
生え際にニキビができやすい場合には、スキンケア用品も見直してみるのがいいかもしれません。「皮脂をしっかり洗い流さなくては」と思い使っている洗顔料が、あなたにとって刺激が強すぎる可能性もあります。また「ニキビができるのは油肌だから」と勘違いして選んだ化粧水や乳液では乾燥をしっかりカバーできていなくて、ニキビの原因となっていることも考えられます。
敏感肌用のもの、ニキビ対策用のもの、ナチュラル系のものなどさまざまなスキンケア用品があるので、ぜひ自分の肌に合ったものを探してみてください。
髪が触れないようにセットし、寝具や帽子を清潔にする
髪の毛による肌への刺激は、生え際のニキビを防ぐために最小限にしたいものです。就寝時にはシルクの帽子をかぶったり、長い髪はまとめたりして、肌に触れないように気をつけましょう。
また、寝具や帽子が不潔であれば、さらにニキビができたり悪化させたりする原因となってしまいます。寝具や帽子は汗を吸収しやすいものですよね。見た目がきれいに見えても清潔ではない可能性もあります。こまめに洗って清潔に保つことが、生え際のニキビを防ぐために大切です。
皮膚科やクリニックに相談する
自分で対策をとってもなかなか生え際のニキビが改善しない場合は、皮膚科やクリニックに相談するのも有効な方法です。
症状にあった治療薬を処方してもらえたり、正しい対処方法を教えてもらったりすることができます。しつこい生え際のニキビに気持ちは重たくなってしまいますが、プロの先生に相談してこれからの対処法がわかれば安心しますよね。
ニキビの治療法を紹介
ここでは、ニキビ治療に関するいくつかの施術をご紹介します。
繰り返さないニキビ治療なら「アクネスニードル」
アクネスニードルは、同じ場所に繰り返しニキビができる人や、過剰な皮脂の分泌によるニキビに悩んでいる人におすすめの治療方法です。高周波が流れる特殊なハリを使用し、ニキビの原因である皮脂腺を直接破壊します。
ニキビを治療しつつコラーゲンの生成も促進でき、治療前よりも美しい肌づくりをサポートしてもらえます。皮脂腺を根本から治療する方法であるため、同じ場所のニキビの再発がほぼなくなる点が魅力です。
ニキビとニキビ跡を同時に治療なら「アクネスマルチニードルRM」
アクネスマルチニードルRMは、ニキビとニキビ跡を同時に治療できる施術です。マイクロニードルと呼ばれる専用のハリを真皮層まで通し、RF（高周波）を直接照射します。表皮だけでなく皮膚深層部へRFを行き届かせることで、ニキビ・ニキビ跡などの症状を同時に改善することが可能です。
また、アクネスマルチニードルRMはニキビができていない部位にも、予防として照射できる点も特徴的です。
さまざまな肌悩みに対応「ケミカルピーリング」
ケミカルピーリングは、なかなか治らないニキビに悩んでいる人や、ニキビ跡をケアしたい人におすすめの治療方法です。ニキビ以外でも、細かなシワや肌のキメに関する悩みにもアプローチしてもらえます。
ケミカルピーリングでは、ピーリング剤を用いて古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促します。柔らかくなった肌では毛穴が詰まりにくくなるため、将来的なニキビも予防可能です。早い人では施術開始から数日で効果を実感できるため「突然のニキビをなんとかしたい」人にも推奨されます。
髪の毛の生え際のニキビは、KM新宿クリニックにご相談ください！
髪の生え際のニキビは、できやすくて治りにくいやっかいなものです。また、同じ生え際のニキビでも、肌質やニキビの状態によって有効な治療法が異なります。セルフケアも大切ですが、繰り返す生え際のニキビにお悩みの場合は、プロへのご相談をおすすめします。
髪の生え際のニキビに悩んでいる方は、美容皮膚科・美容外科「KM新宿クリニック」にご相談ください。KM新宿クリニックでは、ドクターやカウンセラーが丁寧にカウンセリングし、豊富な経験や知識から導き出した一人ひとりのニキビの状態・悩みに適した施術内容を提案します。
KM新宿クリニックにおけるニキビの治療では、おもにアクネスニードルやアクネスマルチニードルRMを展開。ほかにも、ケミカルピーリング、ダーマペン4、プラズマ治療、ピコフラクショナル、ハイドラフェイシャル、圧出治療など、幅広い治療法を展開中です。丁寧なカウンセリングで、症状にあわせた治療法をご提案いたしますので、まずはぜひ一度ご相談ください。
